七十二候「黄鶯睍睆」とは……
黄鶯とはスズメ目コウライウグイス科に分類される鳥類で東南アジアに分布する鳥。
姿や声が美しいという意味を持つ睍睆と組み合わせたこの言葉は、春告鳥として知られている鶯が鳴き始める頃を表しています。「ホーホケキョ」と鳴く鶯は、日本三鳴鳥といわれるほど鳴き声が美しい鳥。山梨県と福岡県の県鳥でもあります。
黄鶯睍睆 = うぐいすなく
七十二候「黄鶯睍睆」は、うぐいすなくと読みます。
二十四節気:立春
七十二候:黄鶯睍睆
2月9日~2月13日ごろ
日本の暦「七十二候」を知る
日本の季節は春・夏・秋・冬の四つだけではなく、初春の立春から始まり、晩冬の大寒に終わる二十四節気、さらに二十四節気をそれぞれ三つに分けて一年を72等分した、七十二候という細分化された季節のカレンダー「暦」とともに進行していきます。細やかな季節の移り変わりをあらわす七十二候と、その漢字の読み方も合わせてご紹介します。
参考図書:「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊、「くらしを楽しむ七十二候」 広田千悦子著 光文社刊
「くらしを楽しむ七十二候」 広田千悦子著 光文社刊
「くらしを楽しむ七十二候」 広田千悦子著 光文社刊
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