「半」とは真ん中の意味。濃い紫と、薄い紫。その中間的な色だから「半色」です。平安時代、濃い紫をまとえるのは高貴な人のみとされ、庶民に許されたのは薄い紫だったため、人気色だったそうです。
どこかさわやかさも感じさせる、濃くもなく薄くもない明るい紫色です。
半色 = はしたいろ
英語名はCrocus(クロッカス)。紫の花をつけるクロッカスのような色。それが「半色」。はしたいろと読みます。
DIC 日本の伝統色:DIC-N922/半色(はしたいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
参考色見本:DIC 日本の伝統色
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