しばし・ごくわずかな間という意味を持つ霎は「こさめ」と読みますが、しとしと降り続ける小雨ではありません。
秋の末から冬の初めごろ、一時的に降ったり止んだりする小雨、正しくは「時雨(しぐれ)」を指します。霎時施は、そんな時雨がおだやかに降る季節です。
霎時施 = こさめときどきふる
七十二候「霎時施」は、こさめときどきふると読みます。
二十四節気:霜降
七十二候:霎時施
時期:10月28日~11月1日ごろ
日本の暦「七十二候」を知る
日本の季節は春・夏・秋・冬の四つだけではなく、初春の立春から始まり、晩冬の大寒に終わる二十四節気、さらに二十四節気をそれぞれ三つに分けて一年を72等分した、七十二候という細分化された季節のカレンダー「暦」とともに進行していきます。細やかな季節の移り変わりをあらわす七十二候と、その漢字の読み方も合わせてご紹介します。
参考図書:「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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