雨水 土脉潤起 = つちのしょううるおいおこる雨水 土脉潤起 = つちのしょううるおいおこる

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日本の暦「七十二候」を知る

2024.2.20

読めますか?「土脉潤起」最初の読みは「つち」から始まります











七十二候「土脉潤起」とは……

 

 





土脉潤起は、土が脈(=脉)を打ち、降っていた雪が早春の雨に変わり、大地を潤わせる様を表現した言葉です。
 

 

雨水の初候にあたるこの時期は、雨が降ることで乾燥していた土が柔らかくなり、土の中で冬眠していた生き物が活動を始める頃。地域により異なりますが、近年の2月後半の日平均気温月平均値は5〜7℃と真冬の寒さを抜けるタイミングです。デパートや百貨店に立ち寄れば、気分が上がる春服が並ぶのを見られるでしょう。
 

 





土脉潤起 = つちのしょううるおいおこる

七十二候「土脉潤起」は、つちのしょううるおいおこると読みます。

二十四節気:雨水
七十二候:土脉潤起
2月19日~2月23日ごろ

 






日本の暦「七十二候」を知る
日本の季節は春・夏・秋・冬の四つだけではなく、初春の立春から始まり、晩冬の大寒に終わる二十四節気、さらに二十四節気をそれぞれ三つに分けて一年を72等分した、七十二候という細分化された季節のカレンダー「暦」とともに進行していきます。細やかな季節の移り変わりをあらわす七十二候と、その漢字の読み方も合わせてご紹介します。

 

 

 



参考図書:「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊、「くらしを楽しむ七十二候」 広田千悦子著 光文社刊
「くらしを楽しむ七十二候」 広田千悦子著 光文社刊

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