金盞(きんせん)とはキンセンカではなく水仙の花。咲くといわず、「香(かぐわ)し」と表現され、凛とした姿と品のいい香りが印象的な美しい花です。雪の中でも咲くことから、江戸時代では「雪中花」として親しまれていました。
冬の季語である水仙は、松尾芭蕉や小林一茶、与謝蕪村、正岡子規など、有名な俳句作品にも数多く詠まれています。
金盞香 = きんせんかさく
七十二候「金盞香」は、きんせんかさくと読みます。
二十四節気:立冬
七十二候:金盞香
時期:11月17日~11月21日ごろ
日本の暦「七十二候」を知る
日本の季節は春・夏・秋・冬の四つだけではなく、初春の立春から始まり、晩冬の大寒に終わる二十四節気、さらに二十四節気をそれぞれ三つに分けて一年を72等分した、七十二候という細分化された季節のカレンダー「暦」とともに進行していきます。細やかな季節の移り変わりをあらわす七十二候と、その漢字の読み方も合わせてご紹介します。
参考図書:「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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