本格的な冬の寒さで大地が凍り始める季節が「地始凍」です。
よりいっそう朝晩の冷え込みが厳しくなり、地面から霜柱が出てきたり水面に氷が張るようになったり。そのような場面を想像してみると地始凍という言葉がイメージしやすいでしょう。元となっている中国の太陰太陽暦「宣明暦」でも地始凍と呼ばれています。
地始凍 = ちはじめてこおる
七十二候「地始凍」は、ちはじめてこおると読みます。
二十四節気:立冬
七十二候:地始凍
時期:11月12日~11月16日ごろ
日本の暦「七十二候」を知る
日本の季節は春・夏・秋・冬の四つだけではなく、初春の立春から始まり、晩冬の大寒に終わる二十四節気、さらに二十四節気をそれぞれ三つに分けて一年を72等分した、七十二候という細分化された季節のカレンダー「暦」とともに進行していきます。細やかな季節の移り変わりをあらわす七十二候と、その漢字の読み方も合わせてご紹介します。
参考図書:「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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