七十二候「熊蟄穴」とは……
蟄(ちつ)という漢字は、隠れる・閉じこもる、虫が土の中にこもるという意味。熊蟄穴は厳しい寒さを越すべく、冬ごもりのために熊が穴にこもる様子を表した言葉です。他の動物たちの冬眠とは少し違う熊の冬のライフスタイル。浅い眠りで何も飲まず食わず、排泄もせず、ただ穴の中にこもっているだけのように見えることから「冬ごもり」と呼ばれているそうです。
熊蟄穴 = くまあなにこもる
七十二候「熊蟄穴」は、くまあなにこもると読みます。
二十四節気:大雪
七十二候:熊蟄穴
時期:12月11日~12月15日ごろ
日本の暦「七十二候」を知る
日本の季節は春・夏・秋・冬の四つだけではなく、初春の立春から始まり、晩冬の大寒に終わる二十四節気、さらに二十四節気をそれぞれ三つに分けて一年を72等分した、七十二候という細分化された季節のカレンダー「暦」とともに進行していきます。細やかな季節の移り変わりをあらわす七十二候と、その漢字の読み方も合わせてご紹介します。
参考図書:「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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