七十二候「雉始雊」とは……
キジ目キジ科キジ属に分類される鳥類。日本の古語では「雉子(きぎす)」とも呼ばれていた鳥です。
雉始雊は体全体に入った美しい緑が特徴の雄キジがメスに求愛を求めて力強く鳴く様子を表している言葉。ちょうど七十二候・小寒の末候にあたります。日本鳥学会が選定した国鳥であるとともに、国内の多くの自治体で市町村の鳥として指定されています。
雉始雊 = きじはじめてなく
七十二候「雉始雊」は、きじはじめてなくと読みます。
二十四節気:小寒
七十二候:雉始雊
1月15日~1月19日ごろ
日本の暦「七十二候」を知る
日本の季節は春・夏・秋・冬の四つだけではなく、初春の立春から始まり、晩冬の大寒に終わる二十四節気、さらに二十四節気をそれぞれ三つに分けて一年を72等分した、七十二候という細分化された季節のカレンダー「暦」とともに進行していきます。細やかな季節の移り変わりをあらわす七十二候と、その漢字の読み方も合わせてご紹介します。
参考図書:「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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