茄子紺(なすこん)茄子紺(なすこん)

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日本の伝統色を知る

2024.6.5

読めますか?日本の伝統色「茄子紺」“なすびかん”とは読みません

日本の伝統色「茄子紺」とは……






夏に採れるナスの実を思わせる、赤紫が入った濃い紺色が茄子紺色。夏から秋にかけて淡い紫色の花が咲くナスは、インドが原産と言われており、熱帯から温帯まで広く栽培されています。8世紀の文書である『正倉院文書』にナスの記録があるため、古くは中国から輸入されてきたと考えられています。色名は江戸時代になってから使われるようになりました。






茄子紺 = なすこん

 

ナスは歴史文書の中では和名である「奈須比」と表記されることもあります。「茄子紺」は、なすこんと読みます。







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「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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