鳩羽鼠(はとばねずみ)鳩羽鼠(はとばねずみ)

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日本の伝統色を知る

2024.5.7

読めますか?日本の伝統色「鳩羽鼠」 “はとはねねずみ”とは読みません










日本の伝統色「鳩羽鼠」とは……




鳩は、ハト目ハト科に属する鳥類の総称。古くは、通信用の伝承鳩として活躍したり、平和の象徴とされています。この鳩という言葉が使用された鳩羽鼠は、江戸時代後期に染色が始まり、明治時代以降も藤色などの伝統色とともに流行った色。「手鑑模樣節用」新古染色考説考色譜には「はと羽泉 やまばといろといふは別々にして此いろにあらず」と記載があり、紫がかった鼠色の色票が掲載されています。





鳩羽鼠 = はとばねずみ

 

やまばとの背中付近の羽に見られる、鼠色がかった藤色です。「鳩羽鼠」は、はとばねずみと読みます。







R114G99B110 #72636E/鳩羽鼠(はとばねずみ)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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