深支子(こきくちなし)深支子(こきくちなし)

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日本の伝統色を知る

2023.9.1

読めますか?「深支子」しんしし?ではありません。平安時代に見られた色です













黄色に染めるクチナシと赤系に染める紅花を重ね染めした、赤味の淡い黄橙が印象的な深みのある支子色。平安時代の延喜式にも登場する古い色です。皇太子の袍の色である「黄丹(おうに)」と似ているため、使用が禁じられた時代もあったとされています。 “ふかきくちなし”とも呼ばれます。





深支子 = こきくちなし

 

 

山梔子(さんしし)とも呼ばれるくちなしの実は、染料だけでなく漢方薬の原料となる生薬でもあります。「深支子」は、こきくちなしと読みます。







DIC-N798/深支子(こきくちなし)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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