二藍(ふたあい)二藍(ふたあい)

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日本の伝統色を知る

2023.12.1

読めますか?日本の伝統色「二藍」にあい とは読みません













かすかな赤みと僅かな緑みを帯びた、やや暗い青が印象的な「蓼藍」と、呉国(中国)より伝えられた鮮やかな赤色「呉藍」、この2つの藍が掛け合わさってできた色が二藍です。紅花染の上に藍で染めた明るくも渋みのある紫色で、古来日本では、若い人ほど紅の強い色を身に付け、歳を重ねるほど藍の色合いを強くしていたそうです。生涯を通して楽しめる、当時の人気の色でした。





二藍 = ふたあい

 

 

二藍は、枕草子や源氏物語など平安時代からの文学作品などでよく見られます。「二藍」は、ふたあいと読みます。







R112G100B154 #70649A/二藍(ふたあい)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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