土器色(かわらけいろ)土器色(かわらけいろ)

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日本の伝統色を知る

2023.10.20

読めますか?日本の伝統色「土器色」土器は“どき”と読みません













土器のように薄く、赤黄色を帯びた温もりのある茶色が土器色。神前に供える釉薬(ゆうやく)をかけていない状態で素焼きした陶器を土器(かわらけ)と呼び、江戸時代にできた伝統色として知られています。平安時代の宮中で日用器として使われていた土器は、行灯の油皿や的当て遊びの土器投げなどさまざまな用途で活躍していたそうです。





土器色 = かわらけ色

 

 

戦国時代初期の武将・三浦義同は「討つものも討たるるものも土器よ 砕けて後はもとの土くれ」と、死んでしまえば土に戻るだけという辞世の句を残しています。「土器色」は、かわらけいろと読みます。







DIC-N973/土器色(かわらけいろ)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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