葱(き)は「ねぎ」の古名。薄い葱の葉を薄めた色を意味し、葱藍で染めた明るい青緑色です。江戸時代、野暮な田舎侍や下級武士が着る衣服の裏地が浅葱色だったことから、浅葱裏と嘲りの意味で使われていましたが、新撰組が着ていた羽織はまさに浅葱色。時を経て、今日では多くの人々から愛される伝統色として受け入れられています。
浅葱色 = あさぎいろ
3〜4回ほど藍で染めた透明感のある明るい青緑。それが「浅葱色」。あさぎいろと読みます。
DIC-N881/浅葱色(あさぎいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊、「福武国語辞典」樺島忠夫著 ベネッセコーポレーション
参考色見本:DIC 日本の伝統色
参考色見本:DIC 日本の伝統色
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