「山に柴刈りに行く」と日本昔話で登場する柴は、栗や檜、樫など、山の自然を感じられる小さな雑木や枝を総称する言葉。この柴木を煎じ、汁で染めた灰みの茶が柴色です。ほんのりくすみがかった淡い柴色は、その利便性の良さから江戸時代の町民文化に根付き、日常を彩る伝統色として今も昔も多くの人に受け入れられてきた色です。
柴色 = ふしいろ
雑木のぬくもり、そして上品で温かみのある心地良いやさしさを感じさせてくれる色。「柴色」は、ふしいろと読みます。
DIC-N774/柴色(ふしいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
参考色見本:DIC 日本の伝統色
参考色見本:DIC 日本の伝統色
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