キク科ヒヨドリバナ属の多年生植物であるフジバカマ(藤袴)の花色が名の由来。灰味のある白に近い藤色の花で桜餅のような香りが特徴です。平安時代の女性は、このフジバカマを干し、茎や葉を水につけて髪を洗ったといわれています。「ためらい」「躊躇」「あの日を思い出す」「遅れ」など情緒的な花言葉を持ちます。
藤袴色 = ふじばかまいろ
秋の七草として知られ、入浴剤にすると神経痛をやわらげる効果が期待できます。「藤袴色」は、ふじばかまいろと読みます。
DIC-N712/藤袴色(ふじばかまいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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