日本の伝統色「孔雀青」とは……
孔雀青は、クジャクの羽のような艶のある鮮やかで美しい青緑色。ピーコックブルー(peacock blue)が英語名になります。クジャクが日本に伝来した歴史は古く、日本書紀によると推古天皇に新羅よりクジャクが贈呈されたという記述が残っているそうです。インドの国鳥、ヒンドゥー教では神の乗り物、他にもギリシャ神話に登場するなど、人間と深く関わりを持つ貴重な鳥でもあります。
孔雀青 = くじゃくあお
江戸時代、孔雀を見ながらお茶が楽しめる「孔雀茶屋」と呼ばれる茶店が人気だったそうです。「孔雀青」は、くじゃくあおと読みます。
R69G70B155 #00708E/孔雀青(くじゃくあお)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
Premium Japan Members へのご招待
最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。
Experiences
Premium Calendar
日本の伝統色を知る
Premium Calendar