宍色(ししいろ)宍色(ししいろ)

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日本の伝統色を知る

2023.8.10

読めますか?日本の伝統色「宍色」ろくいろ?とは読みません













肉色(にくいろ)や人色(ひといろ)とも呼ばれた宍色は、食用の獣の肉を指すときに使われた古語。かのしし(鹿肉)、ゐのしし(猪肉)、くししし(鯨肉)など獣肉から由来します。仏教が広まり、肉食を禁じられたことにより、宍色は肌色へと呼び名が代わりました。浅い黄みがかった薄く淡い黄赤系の色で、人の肌色のようなやさしい色を特徴としています。





宍色 = ししいろ

 

 

英語ではflesh。宍色から肌色、そして現代では「うすだいだい」と時代を経て呼称が変わる色。それが「宍色」。ししいろと読みます。

 







DIC-N978/宍色(ししいろ)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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