柑子色(こうじいろ)柑子色(こうじいろ)

Experiences

Premium Calendar

日本の伝統色を知る

2023.10.12

読めますか?「柑子色」みかん色とは読まないけれど。日本で栽培されている薄皮ミカンの色味です













柑子は、8世紀頃に中国から渡来したと考えられているミカンの一種。ミカン科ミカン属の常緑小高木で柑橘類に分類されます。この果皮を由来とする温かみのあるやさしい橙色が柑子色で、クチナシと紅花などを合わせて染められた伝統色でした。柑子の古名は橘(タチバナ)。古今和歌集や平家物語など、多くの物語の中で柑子は登場します。





柑子色 = こうじいろ

 

 

柑子は平安時代の女房装束「襲の色目」で秋の終わりに着用する色として知られていました。「柑子色」は、こうじいろと読みます。







DIC-N743/柑子色(こうじいろ)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。

Experiences

Premium Calendar

日本の伝統色を知る

Premium Calendar

ページの先頭へ

最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。