ファッションやインテリアなど、今の時代に親しまれている無彩色の原型ともいえるであろう「鈍色」の派生色が青鈍。薄く墨色がかった青色で、「宇津保物語」「源氏物語」をはじめ、平安文学に登場する伝統色です。古くは僧尼の衣や喪服の色に用いられていた凶色でしたが、江戸時代になると一転して流行色に。古名である「鈍色」から鼠色や灰色と呼ばれるようになり、今日に至ります。
青鈍 = あおにび
源氏物語の中で、光源氏が空蝉の尼君に贈った織物の色が「青鈍」。葵の上が亡くなった際にきた弔問の手紙の色も青鈍でした。あおにびと読みます。
DIC-N997/青鈍(あおにび)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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