蒲色(かばいろ)蒲色(かばいろ)

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日本の伝統色を知る

2024.6.25

読めますか?日本の伝統色「蒲色」“がまいろ”とは読みません










日本の伝統色「蒲色」とは……




濃い黄赤色をしている蒲色は、樺桜の樹皮を指す場合と蒲の穂の色を指す場合、両方あります。厳密に見ると樺と蒲は違う色ですが、伝統色では同じ色として扱われることも。蒲(ガマ)は日本各地の池や沼に生える多年草で、夏になると葉の間から花茎を出し、その先に長細い形の穂をつけます。樺桜は山桜の一種で、樹皮の色を表しています。





蒲色 = かばいろ

 

桜の樹皮は強靭性があることから、曲物や弓弦の巻き物などによく利用されていました。「蒲色」は、かばいろと読みます。







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「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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