日本の伝統色「露草色」とは……
夏の朝に咲くツユクサの花の色にちなんで名付けられた、明るめのうすい青色が露草色です。ツユクサはツユクサ科の一年草で、二つに折れた葉っぱの中に青い花を咲かせ、1日で枯れてしまいます。道端や空き地など身近なところに生える野生花としても有名で、日本人にとっても馴染みのある花です。
露草色 = つゆくさいろ
古名を「ツキクサ」といい、月草、鴨頭草とも書きます。色落ちしやすいことから、俳句の世界では「うつろう」「消える」などにかかる枕詞によく使われていました。「露草色」は、つゆくさいろと読みます。
R46 G169 B223 #2EA9/露草色(つゆくさいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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