虫青(むしあお)虫青(むしあお)

Experiences

Premium Calendar

日本の伝統色を知る

2025.11.11

読めますか?日本の伝統色「虫青」 “ちゅうせい”とは読みません










日本の伝統色「虫青」とは……




タマムシの翅のような、暗い青味を帯びた緑色を指す色が虫青。日本や朝鮮半島南部、台湾に分布するヤマトタマムシの翅は、緑色の地に紅紫の縦縞をもち、金属光沢を放つ美しさから、古くより装飾に用いられてきました。奈良・法隆寺に伝わる「玉虫厨子」はその代表例で、飛鳥時代に造られたこの宮殿型の厨子には、金銅の透彫装具の下にタマムシの翅がはめ込まれており、光の加減で美しい輝きを放ちます。襲の色目としては「表・青黒、裏・二藍または薄色」が用いられました。





虫青 = むしあお

 

ヤマトタマムシの翅は、色素ではなく光の反射構造による構造色で輝いています。そのため、死後も色褪せずに金属光沢を保つことで知られています。「虫青」は、むしあおと読みます。







DIC 日本の伝統色:R32 G96 B79 #20604F/虫青(むしあお)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。

Experiences

Premium Calendar

日本の伝統色を知る

Premium Calendar

not_post_contentページの先頭へ

最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。