日本の伝統色「苺色」とは……
鮮やかに色づいた苺のような、少し紫味を帯びた赤色が苺色。ここでいう苺とは、江戸時代末期に南蛮船によってもたらされた「オランダイチゴ」を指します。それ以前は木苺が苺として知られていましたが、明治以降に苺の栽培が盛んになり、現在出回っている苺は新しく導入された品種やその子孫です。
苺色 = いちごいろ
キリスト教では聖母マリアが苺をとても愛していたとされていて、衣服には苺の模様がしばしば縫い付けられていることもあります。「苺色」は、いちごいろと読みます。
R181 G73 B91 #B5495B/苺色(いちごいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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