日本の伝統色「山吹色」とは……
山吹色は、ヤマブキの花の色が由来となる強い赤味が特徴の黄色です。バラ科の落葉低木であるヤマブキは、4月から5月にかけて新枝の先に黄色い五弁花が咲きます。伝統色としては平安時代から親しまれた色としても有名で、『源氏物語』や『栄花物語』などの文学作品に頻繁に登場し、春の季節を象徴する色として使われました。
山吹色 = やまぶきいろ
ヤマブキの名前は、枝が風に吹かれて揺れる様子から「山振(やまふき)」と呼ばれたことに由来します。「山吹色」は、やまぶきいろと読みます。
R255 G177 B27 #FFB11B/山吹色(やまぶきいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
Premium Japan Members へのご招待
最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。
Experiences
Premium Calendar
日本の伝統色を知る
Premium Calendar