日本の伝統色「紅葉色」とは……
紅葉色は、その名のとおり秋に色づく楓の葉のような濃い赤色。植物名ではカエデの木を意味する紅葉は、「紅葉」「黄葉」といった漢字が当てられます。そして「紅葉」という言葉自体は、上代の動詞「もみづ」が名詞化したもの。草木が黄色や赤に変わることを意味します。木々の中でも特に楓の葉が美しく色づくことから、一般的には楓を「紅葉」と呼ぶようになったとされています。
紅葉色 = もみじいろ
古くから日本人にとって親しみのある紅葉。万葉集では、紅葉を用いた歌は百首を超えると言われています。「紅葉色」は、もみじいろと読みます。
R120 G194 B196 # 78C2C4/紅葉色(もみじいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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