日本の伝統色「黄土色」とは……
黄土色は黄味がかった茶色で、顔料である黄土の色に由来する伝統色です。この色は、自然界で広く見られる土や粘土の色そのもので、古代から染色や絵画などにも利用されてきました。その一方で、古くから顔料として使用され、人類最古の顔料のひとつとしても知られています。庶民の衣服や日用品の色として親しまれ、温かみのある自然な色合いが好まれました。
黄土色 = おうどいろ
大地を連想させる色味をしていることから、現代でも「アースカラー」としてファッションの分野で親しまれています。「黄土色」は、おうどいろと読みます。
R182 G142 B85 #B68E55/黄土色(おうどいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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