珊瑚朱色(さんごしゅいろ)珊瑚朱色(さんごしゅいろ)

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日本の伝統色を知る

2025.4.1

読めますか?日本の伝統色「珊瑚朱色」“さんごあかいろ”とは読みません










日本の伝統色「珊瑚朱色」とは……




珊瑚朱色は、赤みの強い鮮やかな橙色。宝石の珊瑚の中でも特に希少とされる赤い珊瑚に由来します。古来より日本や中国で高く評価された色でもあり、珊瑚の珠玉には白、桃色、赤の3種があり、赤いものが最も珍重されました。中でも赤味が強いものを「紅珊瑚(珊瑚朱)」、淡い色合いのものを「留珊瑚」と呼び分けました。粉末にした珊瑚の顔料は色褪せしにくいため、中国では絵画や宋代の印肉にも使用されていた記録があります。





珊瑚朱色 = さんごしゅいろ

 

瑚は古来、女性の黒髪に映える色として髪飾りやかんざしに多用され、装飾品としても愛されてきました。「珊瑚朱色」は、さんごしゅいろと読みます。







DIC 日本の伝統色:R241 G124 B103 #F17C67/珊瑚朱色(さんごしゅいろ)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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