日本の伝統色「紺青色」とは……
紺青色は、紫色をおびた濃く深い青色。群青と一緒に飛鳥時代あたりに中国より渡来した青色顔料で、藍銅鉱(アズライト)を原料とした色です。奈良時代に入ると仏像や仏画などの色によく使われ、その後江戸時代には浮世絵でも多く使われました。「ベロ藍」という略称で親しまれた伝統色です。
紺青色 = こんじょういろ
明治時代に入ると、伯林青(ベルリン・ブルー)やブル シャン・ブルーなど洋風の名称で呼ばれるようになります。「紺青色」はこんじょういろと読みます。
R17 G50 B133 #113285/紺青色(こんじょういろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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