日本の伝統色「青磁色」とは……
青磁の肌のような清澄な浅い緑色が、青磁色。青緑系の釉薬を施した磁器の一種である青磁は、中国では紀元前後の前漢末から後漢初期にかけて本格的に生産されるようになりました。日本には日宋貿易を通じて伝来し、平安時代の文学には「秘色」や「あをじ」として登場します。『源氏物語』にも「あをじ」として記されており、「せいじ」と呼ばれるようになったのは明治時代以降です。
青磁色 =せいじいろ
青磁の発色は、黄味や青味の強さ、彩度の違いによって幅広い表現が可能であり、その神秘的な美しさから「秘色」とも称されました。「青磁色」は、せいじいろと読みます。
DIC 日本の伝統色:R105 G176 B172 #69B0AC/青磁色(せいじいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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