岩井茶(いわいちゃ)岩井茶(いわいちゃ)

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日本の伝統色を知る

2025.1.7

読めますか?日本の伝統色「岩井茶」“がんいちゃ”とは読みません










日本の伝統色「岩井茶」とは……




やや緑味を帯びた茶系の色を特徴とする岩井茶。江戸の歌舞伎役者として女形で活躍した五世岩井半四郎(いわいはんしろう)が愛用したことからその名が付けられたとされています。文化・文政期(1804~1830)に歌舞伎の舞台を盛り上げた岩井半四郎は、町人社会を舞台とした演劇で悪女役を演じることで新しいスタイルを確立し。特に1809年の河原崎座で八百屋お七を演じた際の衣装が話題になったそうです。岩井茶色は、当時の粋で洒落た色として庶民の間でも広く親しまれた色です。





岩井茶 = いわいちゃ

 

 
岩井半四郎の人気により「半四郎小紋」や「岩井香」など岩井半四郎の名が由来する色が流行となりました。岩井茶色もそのひとつとして人気を博した伝統色です。「岩井茶」は、いわいちゃと読みます。







R100 G106 B88 #646A58/岩井茶(いわいちゃ)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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