日本の伝統色「熨斗目花色」とは……
熨斗目花色は、熨斗目色よりもグレー味が強い深い青色。熨斗目とは経に生糸、緯に半練糸を用いて織った平織をいいます。江戸時代、武士の正装でよく用いられた日本の伝統的な織物です。熨斗目花色に当たるのは、麻の裃の下に着用した小袖のことで、この織物に用いた花色の一種を指します。
熨斗目花色 = のしめはないろ
熨斗目を元にした色は多くあり、他にも熨斗目空色、熨斗目浅葱、熨斗目紺青などがあります。「熨斗目花色」は、のしめはないろと読みます。
R43 G95 B117 #2B5F75/熨斗目花色(のしめはないろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
Premium Japan Members へのご招待
最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。
Experiences
Premium Calendar
日本の伝統色を知る
Premium Calendar