日本の伝統色「白金」とは……
灰白色をおびた光沢のある銀白色で、「プラチナ」を指す伝統色が白金。柔軟性があり、高温でも変化しない強い金属として有名なプラチナは、銀よりも硬く、非常に強い酸水である王水しか溶かせないといわれています。プラチナの主な産地は、ロシアのウラル地方、南アフリカ、コロンビアなど。1735年、スペインの海軍将校がコロンビアのピント川湖畔で銀に似た白い金属を見つけたことに始まります。
白金 = はっきん
「プラチナ」の由来は、スペイン語で銀を意味する「plata」に縮小詞をつけて「platina」としたことが一説にあります。一方で「Platina del Pinto」(ピント川の小さな銀)が語源ともいわれています。「白金」ははっきんと読みます。
R192 G192 B192 #C0C0C0/白金(はっきん)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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