日本の伝統色「老竹色」とは……
老竹色は、時間を経た竹の落ち着いた色合いを表現した深みのある緑色。伝統色における「老」は、鮮やかなトーンの「若」に比べ、少しくすんだ落ち着いた色彩の色に名付けられる傾向があります。新しい竹が魅せる鮮やかな緑とは異なり、老竹色の緑は年月を重ねた竹のしっとりとした色。静かな美しさと品位を感じさせる伝統色です。
老竹色 = おいたけいろ
老竹色は、茶道や日本庭園など、伝統的な日本文化の場面でよく用いられる色。落ち着きと安らぎを感じさせるような伝統色です。「老竹色」は、おいたけいろと読みます。
R106 G131 B114 #6A8372/老竹色(おいたけいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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