日本の伝統色「青竹色」とは……
青竹色は成長した青竹の色に由来する色名で、青みが強調された明るく濃い緑色を指します。竹は古くから神聖なものとされ、『萬葉集』には祭祀の際に竹玉を手に巻くという表現が見られます。一方で、明治時代になると、欧州からマラカイト・グリーンという染料が輸入され、これが青竹色と呼ばれるようになりました。日本の伝統文化に深く関わる色でありながら、時代の変化とともにその色味が変わった点も特徴のひとつです。
青竹色 = あおたけいろ
竹は七夕の飾りや正月の門松、小正月の左義長、どんど焼きの柱など、伝統行事に幅広く用いられています。「青竹色」は、あおたけいろと読みます。
DIC 日本の伝統色:R0 G137 B108 #00896C/青竹色 (あおたけいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
Premium Japan Members へのご招待
最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。
Experiences
Premium Calendar
日本の伝統色を知る
Premium Calendar




































































































































































































































































































