日本の伝統色「利休茶」とは……
利休茶は、挽いた茶葉が色褪せたような緑味が強い薄茶色をしている伝統色。名前の由来である千利休は、茶道を広めた有名な人物で、質素かつ自然を重んじる「わび茶」を確立したとして今日では広く知られています。利休の名を借りた色には他にも、利休白茶、信楽利休、利休鼠、利休生壁などがあります。
利休茶 = りきゅうちゃ
利休茶色が流行した時期と千利休が活躍した時代は異なるため、利休の死後、当時の染屋や呉服屋が名を借りて名づけた流行色名であると考えられています。「利休茶」は、りきゅうちゃと読みます。
R137 G125 B85 #897D55/利休茶(りきゅうちゃ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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