団十郎茶(だんじゅうろうちゃ)団十郎茶(だんじゅうろうちゃ)

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日本の伝統色を知る

2025.2.6

読めますか?日本の伝統色「団十郎茶」“だんとろうちゃ”とは読みません










日本の伝統色「団十郎茶」とは……




歌舞伎の名優・市川団十郎が代々舞台衣装に用いた色として知られている、くすんだ赤茶色が団十郎茶です。特に、歌舞伎十八番の一つである「暫(しばらく)」の素袍(そほう)にこの色が使用されたことで有名になりました。現代でも団十郎襲名披露の際にはこの色の裃(かみしも・和服の男子正装)を着用するそうです。歌舞伎の台詞に「柿の素袍の羽づくろい」と表現されるように、団十郎茶色は柿色に似た温かみのある色合いです。





団十郎茶 = だんじゅうろうちゃ

 

市川家の家紋である三舛(みます)大紋が描かれた衣装にも、この団十郎茶が使われました。「団十郎茶」は、だんじゅうろうちゃと読みます。







R162 G101 B64 #A26540/団十郎茶(だんじゅうろうちゃ)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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