日本の伝統色「白鼠」とは……
銀のような輝きを放つ灰白色が白鼠。明るい灰色をしており、銀色を「しろがねいろ」と呼ぶ際、白鼠を指すこともあります。銀は硫黄と反応することで硫化し、黒く変色しますが、この反応を利用し、人工的に燻して作り出す色は「燻銀」と呼ばれます。白鼠色は、その輝きと清楚さをイメージさせる色として、洗練された美しさが特徴です。
白鼠 = しろねずみ
銀は古くから金の次に貴重な金属として重宝され、金が太陽に、銀が月に例えられてきました。「白鼠」は、しろねずみと読みます。
R189 G192 B186 #BDC0BA/白鼠(しろねずみ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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