日本の伝統色「黒紅」とは……
黒紅は、赤みを帯びた紫黒色のことを指します。紅染を下地にし、その上から檳榔子(びんろうじ)の黒を重ねることで生まれる色。「赤みの黒」とも「黒みの赤」ともいわれます。檳榔子だけでは深い黒が出ず、やや光沢のある潤んだ仕上がりになるため、黒紅は紫壇や紅木のような、品のある赤紫がかった黒だったと考えられています。江戸時代に登場した染色名で、特に能装束など格式ある衣装に使われました。
黒紅 = くろべに
檳榔子は、東南アジア原産のヤシ科の植物・ビンロウの実。古くは染料のほか、口に含んで嗜む風習もありました。「黒紅」は、くろべにと読みます。
DIC 日本の伝統色:R63 G43 B54 #3F2B36/黒紅(くろべに)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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