黒紅(くろべに)黒紅(くろべに)

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日本の伝統色を知る

2026.2.19

読めますか?日本の伝統色「黒紅」“こくべに”とは読みません










日本の伝統色「黒紅」とは……




黒紅は、赤みを帯びた紫黒色のことを指します。紅染を下地にし、その上から檳榔子(びんろうじ)の黒を重ねることで生まれる色。「赤みの黒」とも「黒みの赤」ともいわれます。檳榔子だけでは深い黒が出ず、やや光沢のある潤んだ仕上がりになるため、黒紅は紫壇や紅木のような、品のある赤紫がかった黒だったと考えられています。江戸時代に登場した染色名で、特に能装束など格式ある衣装に使われました。





黒紅 =  くろべに

 

檳榔子は、東南アジア原産のヤシ科の植物・ビンロウの実。古くは染料のほか、口に含んで嗜む風習もありました。「黒紅」は、くろべにと読みます。







DIC 日本の伝統色:R63 G43 B54 #3F2B36/黒紅(くろべに)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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