日本の伝統色「苗色」とは……
稲の苗のような淡い黄緑色で、古くから夏の色として親しまれてきたのが苗色。「淡萌黄(うすもえぎ)」の別名を持ち、平安時代の有職故実書『助無智秘抄(じょむちひしょう)』にも「黄気ある青物」と記されています。当時の装束では「表・薄青、裏・黄」を組み合わせることで、苗色が生まれるとされ、天皇の側に仕える人々の服色としても用いられた由緒ある色として知られています。染色には、紫と刈安(かりやす)を掛け合わせる方法が取られ、同じく平安時代に使われた青白橡(あおしろつるばみ)や麹塵(きくじん)と同様の技法で染められました。
苗色 = なえいろ
古くから稲作文化が根付く日本では、苗を「五穀豊穣の象徴」として大切に扱ってきました。田植えの儀式や「御田植祭」などの神事でも、苗が重要な役割を果たします。「苗色」は、なえいろと読みます。
DIC 日本の伝統色:R134 G193 B102 #86C166/苗色(なえいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
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