日本の伝統色「黒鳶」とは……
黒鳶は、やや黒味を帯びた赤褐色で、暗い鳶色をさらに落ち着かせたような深みのある色です。黒鳶は鳶色を一層暗く染めた色調を指します。江戸時代後期には、流行小袖の雛形本に着物の地色として登場し、当時の染色文化を物語る色でもあります。越智為久の随筆『反古染』によれば、享保年間には小袖に用いられ、安永年間には黒地に紗綾形模様の帯としても流行しました。
黒鳶 = くろとび
江戸時代には、町火消しのことを「鳶」と呼びました。火消しの棟梁が使う鳶口(とびぐち)という道具が名前の由来とされ、勇ましさや粋の象徴として親しまれました。「黒鳶」は、くろとびと読みます。
DIC 日本の伝統色:R85 G66 B54 #554236/黒鳶(くろとび)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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