黄橡(きつるばみ)黄橡(きつるばみ)

Experiences

Premium Calendar

日本の伝統色を知る

2026.1.6

読めますか?日本の伝統色「黄橡」“きとち“とは読みません










日本の伝統色「黄橡」とは……




黒みを帯びた落ち着いた黄赤色が黄橡と呼ばれる色。櫟の樹皮を煮出した染汁を椿の灰汁で媒染して染め上げた色で、古くから橡染と呼ばれてきました。橡染には二つの系統があり、鉄を使うと深い紺黒色に、椿の灰汁を使うと黄褐色に染まります。そのため基準とする色によって「黒橡」と「黄橡」と呼び分けられました。律令時代の衣服の規定でも使われており、『養老律令』では黒を基本に黄を補い、『延喜式』ではその逆になるなど、時代によって区別の仕方が変わっています。また『令義解』では「木蘭色は黄橡である」とされ、中国でも木蘭色のうち黄褐色を黄橡と呼んでいました。





黄橡 = きつるばみ

 

橡櫟や樫の古い呼び名で、その実はドングリのこと。食用や家畜の餌として利用されただけでなく、樹皮や殻は染料としても活用され、日本の暮らしに深く根付いてきました。「黄橡」は、きつるばみと読みます。







DIC 日本の伝統色:R186 G145 B50 #BA9132/黄橡(きつるばみ)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。

Experiences

Premium Calendar

日本の伝統色を知る

Premium Calendar

post_contentページの先頭へ

最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。