日本の伝統色「焦茶」とは……
焼け焦げたような黒みを帯びた濃い茶色が焦茶。江戸時代の染色書『諸色手』(1772年)には、楊梅の皮を使い、鉄や石灰で色を定着させる染め方が記されています。その方法は手間がかかるもので、ひとつの色を生み出すために自然の力を丁寧に引き出していたことがわかります。さらに、柘榴や矢車附子など、さまざまな植物からも染料が得られるのが特徴です。同じ茶色でも「濃茶」「暗茶」「深茶」とは呼ばず、あえて「焦茶」と名づけられています。
焦茶 = こげちゃ
昔の木製家具や漆器にも焦茶に近い色が使われ、使い込むほど味わいが深まる色として日本の暮らしに馴染んできました。「焦茶」は、こげちゃと読みます。
DIC 日本の伝統色:R86 G63 B46 #563F2E/焦茶(こげちゃ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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