吉岡染(よしおかぞめ)吉岡染(よしおかぞめ)

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日本の伝統色を知る

2026.2.17

読めますか?日本の伝統色「吉岡染」“きちおかせん”とは読みません










日本の伝統色「吉岡染」とは……




吉岡染は、やや茶色を帯びた黒色のことで、江戸時代初期に生まれた伝統色。足利将軍家の兵法師範であった剣術家・吉岡憲法が、門人であった明人・李三官から伝え聞いた染色法をもとに考案したと伝えられています。その方法は『紺屋茶染口伝書』(1666年)に記されており、楊梅(やまもも)の皮を煎じた液で染め、鉄媒染を施して黒茶色に仕上げたといいます。





吉岡染 = よしおかぞめ

 

吉岡憲法は剣術だけでなく、染色にも通じた多才な人物でした。彼の名を冠した吉岡染は、実用的で落ち着いた黒として庶民の暮らしに浸透し、後世まで愛されたといわれています。「吉岡染」は、よしおかぞめと読みます。







DIC 日本の伝統色:R67 G52 B27 #43341B/吉岡染(よしおかぞめ)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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