日本の伝統色「本紫」とは……
ムラサキ科の植物「紫草(むらさき)」の根を用いた紫根染による、あざやかな紫色が本紫です。古くから「紫色」といえばこの染法による色を指し、高貴で特別な色として扱われてきました。江戸時代には、贅沢を禁じる「奢侈禁止令」によって紫根染の使用が制限され、人々は代わりに「蘇芳」や「茜」などで染めた紫色「似紫(にせむらさき)」を楽しむようになります。その一方で、紫根染による本来の紫を「江戸紫」「今紫」と呼び分け、「本物の紫」という意味で「本紫」と称したのがこの名の由来です。
本紫 = ほんむらさき
紫根染は染料の抽出や発色が難しく、気温や水質に左右される繊細な技法です。その希少性から、かつては位の高い人々だけが身につけることを許され、「高貴の象徴」とされていました。「本紫」は、ほんむらさきと読みます。
DIC 日本の伝統色:C55 M85 Y30 K27 / R84 G28 B130/本紫(ほんむらさき)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
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