日本の伝統色「蜥蜴色」とは……
萌葱(もえぎ)のたて糸と赤色のよこ糸を重ねて生まれる織糸の色が蜥蜴色。光の当たり方によって青や緑、紫へと色みが変わり、その様子は美しいニホントカゲの表面を思わせます。蜥蜴は石竜(せきりょう)とも呼ばれ、描かれる竜の姿は黒みを帯びた緑色が多く、蜥蜴色で彩られることも多くあります。大地を這う生き物と空を駆ける霊獣の姿が重なり、自然へのロマンを感じさせます。
蜥蜴色 = とかげいろ
ニホントカゲは成長とともに体の色が変わる生き物です。幼い時の鮮やかさから落ち着いた色合いへ移ろう姿は、蜥蜴色の変化とも重なります。「蜥蜴色」は、とかげいろと読みます。
DIC 日本の伝統色:C24 M0 Y90 K79 / R41 G54 B5/蜥蜴色(とかげいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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