日本の伝統色「青墨」とは……
深く渋みのある青色が、青墨と呼ばれる色です。日本画で使われる青色の顔料(がんりょう)を、墨の形に固めた絵具そのものの名前が由来となっています。一見すると灰色のように見えますが、目を凝らすと青光りして見える美しい色合いが魅力です。真っ黒な墨とは異なり、透きとおるような表現ができるため、光と闇の明暗を映し出す芸術作品にも匹敵する、非常に繊細な表現力を持った色です。
青墨 = あおずみ
青墨は、水で薄めて使うことで、よりその真価を発揮します。薄くのばした際に現れる透明感のある青い色彩は、静かな水面や澄んだ空気を思わせます。「青墨」は、あおずみと読みます。
DIC 日本の伝統色:C90 M0 Y0 K88 / R3 G31 B31/青墨(あおずみ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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