日本の伝統色「印度藍」とは……
インド原産の天然藍で染められることから名づけられた深い藍色が印度藍。古くから使われてきた染料で、その歴史は紀元前二千年ごろまでさかのぼるともいわれます。日本に入ってきたのは江戸時代の終わり頃で、品質が高く価格も手ごろだったため広く普及しました。その影響で、徳島の阿波藍にも大きな変化をもたらしたとされています。色合いは、作家の有島武郎が作品で海にたとえたように、奥行きを感じる濃い藍色です。
印度藍 = いんどあい
インド藍はヨーロッパでも広く流通し、かつては「青の金」と呼ばれるほど価値の高い染料として扱われていました。「印度藍」は、いんどあいと読みます。
DIC 日本の伝統色:C99 M43 Y0 K74 / R1 G38 B67/印度藍(いんどあい)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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