日本の伝統色「小麦色」とは……
たわわに実った小麦の種子の色に由来する、ほんのり赤みを帯びた薄茶色が小麦色。小麦はパンの材料として欧米のイメージが強いものの、日本への渡来は古くイネと近い時期とされています。粉にした小麦は、うどんや麩(ふ)などの材料として、日本の食文化に長く根付いてきました。小麦色は文学表現にも用いられ、太宰治『火の鳥』では「健康な、小麦色の頬」と描かれています。
小麦色 = こむぎいろ
英語では「ウィート(Wheat)」と呼ばれ、小麦は実が熟すにつれて、緑から薄茶色へと色を変えます。「小麦色」は、こむぎいろと読みます。
DIC 日本の伝統色:C0 M35 Y74 K10 / R230 G150 B60/小麦色(こむぎいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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