日本の伝統色「天壇青」とは……
中国の祭壇「天壇」の屋根の色から名づけられた澄んだ青が天壇青。皇帝が冬至に天へ祈りを捧げた場所で、紫禁城の南に位置しています。中心にある祈年殿は「天は円く地は四角い」とする考えに基づき、丸い屋根が三層に重なるつくりです。その屋根に使われた瑠璃瓦の美しい青が、この色名の由来となりました。空に溶け込むようなやわらかな青は、豊かさや平和を願う気持ちが込められたものです。
天壇青 = てんだんせい
天壇の敷地は北京最大級の規模で、建物の配置や形には「天」を象徴する意味が込められています。「天壇青」は、てんだんせいと読みます。
DIC 日本の伝統色:C90 M50 Y0 K38 / R16 G79 B158/天壇青(てんだんせい)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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